イチゴは中間地では現在残っている実が色づいて収穫したら、今年の収穫は終わりです。
気温が上がってくるともう花芽はつかず、今月の末にはもう終っているでしょうから梅雨の心配など要りません。
私は3種類のイチゴをそれぞれ40株づつ作っていますが、その中から今年立派な実を着けた株、各種別に2株づつ残してあとは捨てて、畝を平らにして、残したイチゴのランナーが這うスペース(苗床)を作ります。
混み合っていたイチゴの畝もこれですっきりと風通しが良くなり、これまでうどん粉病など出たことはありません。
それでもなお水はけの悪い土なら、苗床の周りを少し掘り下げて水はけを良くします。
ランナーは一株で10本くらい出てきて、それぞれが次々と4~5個の新しい苗をつけますから来年植えきれないほどの苗が出来ます。
それを来年用に10月くらいまで育てて、新しい畝に植え付けますから、イチゴは5月の上旬から20日前後までと半月ほどの収穫のために1年中スペースを取ってしまう効率の悪い果物ですが、それでもやめられません。
来年の苗を作る手間と畑のスペースが惜しい人は、今月いっぱいで収穫の終えた苗を捨ててしまって、また秋に新しい苗を購入するのもいいかと思います。