出来た斑点は中心部が茶色が薄く周りが濃い茶色に成って居ますか?
そして其処に穴が開く様に成って来て居ますか?若しこの様に成って
居れば炭疽病です。
炭疽病は親株に病気の有った場合は高確率で子苗に罹病します。
ランナーでの病気移動は有りませんが水遣り等で広がります。
病気が進むと苗は枯れて終いますが初期の場合は病斑の有る葉を
取り除き薬剤散布をします。
育苗中に使える薬剤はベルクート水和剤、ジマンダイセン水和剤、
アントラコール顆粒水和剤等が有ります。
定植後にも使える物はオーソサイド水和剤、アミスター20フロアブル
等が有りますが、イチゴに使用出来るかを確かめて使う事です。
病原菌は一種のカビですが胞子が水遣り等で飛び散り伝染します。
密植を避けて風通しの良い所にて栽培する事です。(窒素分を控える等も)
高い気温で(20~25℃)で発病が多く成ります。
葉を取った時の傷口からも伝染しますのでクラウン等に傷が付か無い
様にし使用した器具は消毒する事です。
プランターも土にも病原菌は付着します。
(消毒薬はケミクロンGかクロルピクリン)