補足で書かれたように、土が痩せるという意味で、死ぬと言っているのだと思います。
衆目を集めるために、きつく言っておいたほうがいい、と考えているのでしょう。同じような例は沢山ありますね。
慣行栽培と有機栽培ですか。
子供の頃、いろんな問題には必ず正解がある、と思っていました。しかし、大人になってみると、そんなことはないですよねw
そんな時大事なのはエビデンスだと思いますが、そのエビデンスも何を信用したらいいのやら。
素人の私は、論文や報告書を読む機会はほとんどないので、それを紹介する記事でしか拝見できません。学問の世界ですから、論文や報告書それ1つで最終的な結論とは言えず、また違った観点や調査から新たな論文や報告書が出ることと思います。その中から優勢なのが通説となっていくのでしょう。後でひっくり返されることもあろうかと思います。
最近は、純学問的な観点からというより、業界の補助を受けていたりして、意識せずとも、最初に結論ありきになっていることもあるようです。
我々が読む紹介記事は、それぞれの立場から自分に都合のいい部分だけを取り上げて強調することが多いかと思います。
つくづく厄介です。
自分の家庭菜園は自然農法みたいなやり方なので農薬も化学肥料も(自分では)使いませんが、農薬も化学肥料も使う慣行栽培を否定したりはしません。基本的に、人間が食べるには問題ないと思っていますし、スーパーでも野菜は拘りなく買っています。
現状、これだけ膨れ上がった人口を食べさせるには慣行栽培が必要です。現行の有機栽培だけで足りるわけはありません。まして、ノウハウも実行環境も整っていないのに、いきなり大規模な有機栽培を行うのは無謀です。
日本の慣行栽培では、堆肥などでそれなりの有機物補充があるのが普通で、土の極端な痩せはないんじゃないかと思われますが、海外の超大規模な農場はどうしているのか気になるところではあります。大規模な除草剤耐性のGM作物の畑に有機物補充はあるんでしょうか?
化学合成農薬と化学肥料と農業機械のおかげで食料が増産され人口も増えました。今後、ますます増えていく人の食をどう満たすのか(まさか人口統制はしないんじゃないかな)。慣行栽培は本当に環境に良くないのか。有機栽培は本当に環境に良いのか。信頼できるエビデンスが欲しいです。
まあ、**の身近なところでは、ほとんどいなくなってしまった小川の水生生物に復活の兆しはまったくありませんw
1つの調査で最終的な結論とは言えない例として、栄養の違いについて、以下を挙げておきます。
良く引き合いに出されるのが、for********さんも紹介された、イングランドの食品基準庁(FSA)がロンドン大学に依頼した調査結果ですが、その後こんな調査もあるんですね。
https://lib.ruralnet.or.jp/nisio/?p=3357
ただ、紹介してる記事は有機派ですし、学会内の大勢がどうなっているのかも存じませんが・・。