ハクサイダニです。
成虫は、黒い胴体に赤紫色の足が8本ある独特の姿をしています。胴の背後部に肛門があり、水滴状の排泄物をつけています。ハクサイダニの主な活動期間は11月~5月上旬で、特に12月と3月に多発します。10月~11月頃、土壌中で夏を越した休眠卵がふ化し、活動を始めます。幼虫から成虫となるのが11月~12月頃です。
ハクサイダニは、作物の葉の汁を吸うので、葉が灰色から白っぽく変色し、萎れてカールするように枯れていきます。芯葉付近に加害が多く、その場合は、株全体が萎縮していき、最後は枯死してしまいます。
摘要農薬などによる防除が必要です。