まずは使用する畑の土壌分析を行う必要があると思います。
大まかになってしまいますが、作物を作るのに基準となるのがECとPHです。土壌ECとは土の電気伝導度(Electric Conductivity)を示す値で、単位はmS/m(ミリジーメンス)です。土壌中に塩の形として残っている栄養分が多いほど、電気伝導度は高くなるわけですから、EC値は土に含まれている栄養分濃度と強い相関性があるといえます。特に硝酸態窒素との関係性が強いとされ、土壌中の硝酸態窒素の量を推定する際に利用されています。目安としては1mS/m(ミリジーメンス)につき硝酸態窒素の含有量は20mg程度(100gあたり)とされています。
pH(Potential Hydrogen)とは水溶液の「水素イオンの濃度」を示すもので、酸性やアルカリ性の傾向を表す値です。