栽培終了後のマルチはその儘では駄目です。早々に外し太陽の下に
晒して土に残った残渣を見える範囲で取り除き寒さに向かい土を
開墾鍬等で荒く大きな塊で起こして置く事です。
(これを寒起こしと言う)
これをする事に因り病害虫の減少に成り土が寒風に触れる事で
砕土化されて作土のバランスが調整されるのです。
作土のバランスとは重い粘土質の土は下に沈んで居り起こす
事で上層に上がり砂や軽い土質の物が混和される事です。
雪国でも同じ事で雪が積もると風には当たりませんが粘土や硬い土は
少しばかりの雪や水分では崩れる事が無いので上層の砂や軽い土から
先に崩れ後に残った粘土質の土が崩れる事に成りますから上下の
反転が出来る事に成ります。