大麦には春まき型と秋まき型の2種類が有ります。
秋まき型の物は寒さを受け無いと発芽しない品種ですが
春まき型の物は何時でも播種出来ます。
国内で栽培される物の多くは春まき型の品種です。
10月麦の種(殻の着いた儘で)畑に撒いて育てます。
注意点としては種蒔きが早過ぎると大麦縞萎縮苗に掛かり易く
凍霜害を受ける事も有ります。
遅く蒔いた場合は大麦葉斑病や小麦生臭黒穂病が発生する事も
有ります。(中間地では10月の初中旬に蒔くのが良い)
種蒔きの深さは3~5㎝程度で蒔き良く鎮圧し種蒔きから平均気温の
積算で約100℃位で発芽する事に成ります(大凡2週間位)
発芽して本葉3、4枚の時に1回目の麦踏をしますそしてその10日後位に
2回目の麦踏をして背丈が70~80cm位に成ると花が咲いて麦の穂が出て
結実と成ります。