まだ8月半ばになったばかりですから「青々」としている季節です。
8月末ぐらいからボツボツ赤い実になってきますが、この頃から9月末頃までが艶々の青と艶々の赤が入り混じって、一番綺麗な頃です。
10月半ばになると殆どが赤くなりますが、ここから辛抱が必要です。
ここで艶々の赤い実を干すと乾いた時には赤黒くなってしまいます、植えたままにして1ヶ月ぐらい待つと自然にシワシワになりますから、ここで根っこごと引き抜いてザッと洗って土と埃を落としてから逆さ吊りして最後の乾燥をすると透明感のある赤い唐辛子が完成します。
今でも農村地帯では、庭の柿の実が赤くなる頃に軒下に唐辛子が干してあるものです。
でもこれは香辛料として保存する唐辛子の作り方ですが、青いうちに焼いて食べる辛みの少ない青唐辛子もあるし、赤い生の唐辛子を炒めものに使う料理もありますね。